6歳未満の男児 脳死後の姿

昨日、6歳未満の男児で初の脳死判定により 臓器提供となった。
15日午前8時30分に臓器の摘出チームが病院に入り、正午ごろから摘出手術を行う予定。

摘出された臓器の心臓と肝臓は、大阪大学付属病院と東京の国立成育医療研究センターに運ばれ、
10歳未満の女の子に移植される。
2つの腎臓は、富山県立中央病院の60代の女性に移植され、眼球については、アイバンクを通じ、
今後、提供先を見つけていくという。
すい臓と小腸については、医学的な理由で移植が断念され、肺についても、
該当者がいなかったため移植しない。ということに・・・。

移殖を決断した御両親はとてもご立派ですよね。

まりりんがもしこの男の子の親だったら、同じ事ができただろうか・・・・。

少し古い人間かもしれないけど、臓器はともかく眼球が無くなってしまったら、天国に行くまで、
暗闇をさまようんじゃないの???って、思ってしまう。
昔、なんかの雑誌で、「天国に行けば体の悪い所は全て治る」って聞いたこともあるし。。
臓器を待っている患者さんも大勢いて、1日でも早く病気を治したいだろうし。
やっぱり、考えられない。

でも今言える事は、みんなが命を大切にし、幸せに暮らして行けるのが1番ですよね。

** 男児のご両親のコメント **
「息子は、私たち家族が精いっぱい愛情を注いで育ててきました。
元気な息子のわんぱくに振り回されながらも、楽しい時間を家族みんなで過ごしてきました。
本日、息子は私たちのもとから遠くへ飛び立って行きました。
このことは私たちにとって大変悲しいことではありますが、大きな希望を残してくれました。
息子が誰かのからだの一部となって、長く生きてくれるのではないかと。
そして、このようなことを成しとげる息子を誇りに思っています。
私たちのとった行動が皆様に正しく理解され、息子のことを長く記憶にとどめていただけるなら幸いです。
そして、どうか皆様、私たち家族が普段通りの生活を送れるよう、そっと見守っていただきたくお願い申し上げます」